不況を乗り切る知恵
厚生労働省が11月25日発表した2004年賃金構造基本統計調査によると、大卒者の初任給(6月確定分)は19万5000円で、前年比1・6%減と4年ぶりに減少したとの事です。景気は、まだまだ良くはなっていないようです。しかし、こうした中でも会社経営をしていかなければなりません。いかに、生き残っていくかをいくつかの観点からもう一度、考えてみましょう。
1.お客さんは飽きっぽい
100円ショップのダイソー社長の矢野氏が、テレビで「お客さんは飽きっぽい」と言っていました。最初は、興味があってお客さんがいっぱい来てもすぐに来なくなってしまうという事です。これは、業態や商品いずれにも言えることだと思います。例えば、ファミリーレストランなどは、できはじめた当初と比べるとかなり減ってきてイタリヤ料理の店や日本料理の店などに変わって来ています。行列のできているラーメン屋も少し経つと行列は無くなっています。経営者も常にこの事を忘れずにいなくてはいけません。
2.反対の発想
外国人はアパートに入居する際、断られる事が多いと聞きます。ということは、やっかいな事が多く発生するという事だと思いますが、考えようによっては相場より少し高く貸すこともできるという事です。人と同じ土俵で戦っていれば、自然と競争は激化し儲けることも難しくなります。こういた反対の発想は、既成概念に捕らわれてはいけないという事でもあります。
3.安くする(合理化する)
安くするというのは、自分の儲けを削れということではありません。安くできるようなやり方を工夫せよという事です。例えば、大量に注文してコストを下げるとか、外国に注文するなど、仕組みや、やり方を工夫するという事です。商売の面白さはこういう所にあるとも言えます。インターネットが当たり前の時代なのですから、仕入にしても以前のように出入りの問屋さんから仕入れるとかの方法だけでなくいろんな工夫ができると思います。
4.早くする
インターネットの普及した今では、私は振込は銀行に出向かず、コンピュータで済ませます。結果として、早くてしかも安くすみます。早くできるという事は、通常1時間かかる仕事が10分で済むわけですから、給料を支払うとしたら余った時間分お金儲けをしたのと同じです。早くできないかを工夫することも大切な事です。
先日、名刺を作成しようと思い、「アスクル」で名刺を注文しました。名前のとおり次の日にはできあがってしかも普通の名刺屋さんで作るのより安くできあがりました。早くできれば色々なメリットが相手側にもあるという事をよく考える事が重要です。