経営を見直す
 会社などが経営できている場合それなりに一度は成功はしたわけですが、どこかで壁に当たって行き詰まるような状況になることが多いと思います。そんな時、経営者はどのようにしていけばよいのでしょうか?
 撤退などを考えるのも一つの方法ですが、ここでは存続を前提として具体的な経営戦略の方法を考えてみます。
 それから、経営戦略は、どうしたらお客さんがこちらを向くかあるいは売上げが上がるかを考えることです。引っ越しで「アート引越センター」という名前を付け電話帳の一番になるようにした話はまさに戦略です。
 神田昌典著の「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」という本から少し引用します。
こうした場合次の事を考えることだと神田氏は指摘しています。
1.専門化する
2.より早く商品を提供する
3.パッケージ商品を販売する
4.成長している商品に乗る(コバンザメ商法)
5.怠け者の欲求を満たす
6.コストを大幅削減する
7.こだわり商品に特化する
8.社会的ミッションを持った会社を作る
少し解説をすると3のパッケージ商品を販売というのは、一式いくらとか工事費込みでいくらとかいった具合にして売れということです。また、5の怠け者の欲求を満たすというのは、自分が何もしなくてもいいようにして商品を売れ(むき栗など)ということです。
 最近儲かっている会社は、確かにどこかで上の要素の一つ以上に関係していると思います。インターネット関連のヤフーなどは、4の成長しているインターネットというものに乗って、
いつどこでもオークションや買い物ができるようにして怠け者の欲求に応えています。先日、競売で格安の不動産を取得して大幅リフォームをして売っている会社の社長の本を見ました。この会社は6での取得費が安くリフォームするという事、また壊して建て直すよりもゴミがでないので8の社会的にも有用ということになります。
 前述の、「アート引越センター」などの引越し業についても、どんな引越だとかいう内容をどうこう言うより、「引越楽々パック」などその名前で怠け者の需要に訴えかけるもの、「女性だけでする引越」など他社にないこだわり商品を提供するなど戦略はいろいろです。
 また、自社の経営を見直す場合には、おおきな社会の動き(変化)を見ることも重要です。最近家の近所の回転寿司が潰れましたが、これもそういった事に関係があるように思います。以前はごちそうだったステーキなどはあまりごちそうではなくなり、ファミレスなどは日本食やイタリヤ料理の店に変わっています。こういう見直しについては、5W1Hということが重要だといいます。経営の革新でもこれは当てはまります。
いつ   −今と違う時間帯ではだめか
どこで  −ここで商売をしないとだめなのか、日本以外には売れないか
だれに  −違う年齢層の人に売れないか、女性にうれないか
なにを  −変わった商品やサービスはないか
なぜ   −売れなかった具体的な理由は?
どのように −変わった売り方はできないか
 経営者は経営の仕組みを考える事が重要です。売れる商品を売れる形にしていく。たいへん難しいのですがこれを避けてはいけません。